モノを捨てなきゃいけない…でも、まあ少しほっておいても、大丈夫かな…
なんて、思っていませんか?
そのまま、いつか捨てようと思い続けてずっと捨てられなくなると、一体どうなるのでしょうか?
我が家では、子どもたちと整理収納をしていくときに、そこをまず考えてもらってから作業をしていました。
子どもに対する声掛けの事例
以下は、子どもに対して、「モノを捨てられないとどうなってしまうのか」を考えてもらうために行った問いかけです。
モノを手放すための解決方法も考えてもらいました。
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答え:増える。部屋中がモノで一杯になる。ゴミ屋敷みたいになる。
問い:モノが増えるとどうなる?
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答え:人が入ってきにくくなる。遊びにくくなる。なくしモノしやすくなる。掃除がしにくくなる。
問い:ゴミ屋敷みたいになりたい?
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答え:なりたくない。きれいなお家で暮らしたい。広く遊びたい。
問い:使わなくなったモノはどうしたらいい?
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答え:ほしいという人にあげたらいい。売ったらいい。
このように、捨てられないと最後はどうなるのかと考えることは、整理収納を行ううえでとても大切になります。
子どもさんに聞くように自分自身にも聞いていくのも効果的です。
私の事例
私自身、自分に問いかけてみました。
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・収納がいっぱいになると、収納グッズが欲しくなる。
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・そして更に増えてくると、収納技本などを読みあさり、すべて収まる収納技を探すようになる。
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・そして更に増えてくると、こんなに収納の少ない家に住んでいるから片付かないのだ…。と自暴自棄になる。
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・もっと広い収納のあるお家に引っ越したい…。と、ない物ねだりするようになる。
手放せられないとモノはどんどん増えていきます。そうなると、収納技や収納スペースをずっと追い求め続けてしまう結末をむかえることになります。
ですので、大きな家を何軒も買えるという人を除いて、やはりどこかの時点でモノを捨てる、または捨てなくても売り払うなどして手放すことが必要不可欠です。
整理とはモノを区別することです。使うのか使わないのか区別していき、使わないものはどうしたら納得して手放せるのかを考えることはとても大事な作業です。
今回は、モノを捨てられないとどうなるのかについて考えてみました。楽に片付けをすすめるためには、モノの手放す行為はとても大切です。
こうして結末を考えてみることで、モノを捨てられる勇気が持てるようになります。
つぎに、実際にどうやってモノを手放すのか、そのコツをお話したいと思います。
>>捨てられないモノを手放すには?その具体例