・子供(とくに女の子)の靴が多くて靴箱に入りきらない。(ダンボールに入れている)
・靴を入れるところがなくて別室に置いていて出かけるとき不便。
・革靴を磨くとき探し物が多い。
・工具類などわかりやすくひとまとめにしたい。
・お墓参りに行くとき、スムーズにモノを出したい。
・人が来ても恥ずかしくない玄関にしたい。
今回はこのようなお悩みをもつ一戸建てにお住まいの玄関の整理収納を行ってきました。
このサイトを見に来てくれたあなたも、このかたと似た悩みを持っていませんか?
今回は玄関が散らからず、スッキリ楽に出し入れできる靴箱の整理収納について解説します!
整理収納手順を写真つきで詳しく解説しますので、参考にしてくださいね!
目次
靴箱が使いづらくなる原因とは?
私が今回ご訪問したご家庭の玄関。
靴箱のなかには小物が多いので、靴を入れづらくて、玄関に靴が散らかりやすいのが悩みでもありました。
娘さんの靴も靴箱に入りきらず、仕方なく段ボールにまとめて入れている状態でした。
しかも靴箱が収納スペースとして使いづらいご様子でした。
壁一面収納ですので、収納スペースはあるのですが、、、
置き場のない自転車や棚が扉をふさぎ、靴が出し入れしづらく、玄関に散らかりがちになってなにかと困っていました。
このように靴箱が使いづらくなる原因として、次のことが挙げられます。
・靴のすき間に、とりあえずいれた靴以外の細かいものが入っている。
・靴やその他の物の置き場の定位置が決まってない。
ですが、きちんと靴箱の中身を整理すれば、玄関に出しっぱなしにしているものも収納できます。
今回は実際に行いました靴箱の整理収納写真をたくさん記事に入れながら、玄関が散らからず、スッキリ楽に出し入れできる靴箱収納にする方法を詳しく解説していきます。
玄関の整理収納の手順
玄関の整理収納では、次の①から④を順番に進めていきます。
①家族別に靴を集める。
②靴以外のものも集める。
③分類した中から使うもの(=必要なもの)を選ぶ
④必要なものをいれる収納を考える
それぞれについて解説していきますね。
まずは分類
玄関の整理収納をするとき、まずは次のことを行いましょう。
②靴以外のものも集める
この①②は分類の作業になります。
まずは靴箱に入っているすべてのものを出します。
同じ種類のもの、同じ目的で使うものを集めていくのです。
<分類例>
実際に行った分類の例は、このような感じになりました。
・ご主人の靴、奥様の靴、息子の靴、娘の靴、たまにしか履かない冠婚葬祭などの靴
・自転車やバイクの手入れに使うもの(工具類)
・お墓参りで使うもの
・靴のお手入れするときに使うもの
・雨の日に使うもの
・その他(レジャーシート、ハローページ等)
このようにざっくり分類して、何をどれだけ持っているのか、何を玄関に収納するべきかを考えていきます。
必要なものを選び出す
分類が終わったら、次の3番目のステップが大切になります。
※「いつか使うかも?」と思ったものを選ぶのではなく、必ず使うものを選んでいきます。
このとき、長年履いていなかった靴やよく履いてた靴が、傷んではいないかを見ていきましょう。
靴の痛みのチェックポイント
靴の痛み具合を知るために、つぎのポイントをチェックしておきましょう。
・靴底が磨り減っているかどうか
・傷んできて、やぶれてきてるところはないか
靴の外側だけでなく、内側もチェックしておきましょう。
今後も履くかどうか悩んでしまう靴はどうする?
捨てるかどうか悩む靴も出てくると思います。
たとえばデザインは気に入ってるのに足が痛くなる靴、思い出がある靴なども、処分を迷うかと思います。
でも、悩んでばかりだと整理収納する時間がどんどん過ぎていってしまいます。
なので作業を手早く終わらせるために、とりあえずまとめて置いておき、処分するかどうかはあとで考えることにしましょう。
今よく履いているものを出し入れしやすくしようと思いながら使うものを選んでいきましょう。
※靴がたくさんある場合は、量を見直す
持っている靴の数がたくさんの場合は、何足あればいいのか自分の適正な量を考えていましょう。
収納スペースには限りがあります。
適正量を決めることで、今後、整理収納して片付いた場所が再びモノが増えて散らかることが防げます。
収納を考える
つぎは収納を考える段階です。
どこの棚に誰のものを置くかを考えます。
上の写真のように、ここの棚は誰の靴を入れるのかを決めると、探し物もなくなります。
靴箱の収納を考えるコツ
まずは、玄関にあるものを分類します。
今回ご訪問したご家庭では、次のような分類になりました。
(1)使う人ごとの靴(旦那様、奥様、息子様、娘様)
(2)工具
(3)靴磨道具
(4)レジャーシート
(5)墓参グッズ
(6)日傘
靴箱の収納を考えるときは、使う人ごとに分類して収納場所を決めることが大切です。
さらに、その他の玄関に置きたい物についても分類していきます。
置き場書を決めるときは、だれが使うのかで決めるだけでなく、物の重さによって置き場を決めるのもコツです。
細かいもの、重たいものは下に置く。
軽くて使用頻度の少ないものは上に置く。
このように考えていけば、収納場所が決まってきます。
<収納の例>
たとえば、
・ここの棚は身長の高い主人と息子のスペース
・この低い棚は自分
・ここは娘
・ここには工具類を置こう
・ここには靴のお手入れ道具を…
こんな具合に、なんとなくイメージできたら収納を始めます。
写真のように、「ここの棚は誰の靴をいれる」という置き場のルールを決めておくと分かりやすくなります。
さらに、「ここに収まるぶんだけ持とう」というふうに、持つ量のルールを決めることも大切。
そうすれば、探し物もなくなり、靴の量の管理がしやすくなります。
収納作業
収納を考えたら、つぎは実際の作業です。
まずは靴箱に必要な靴から入れていきましょう。
靴箱の棚の高さがない場合、靴はかかとを取る側に向けて置くと取り出しやすくなります。
女性のヒールなどの靴は、つま先を手前に置いた方が出し入れしやすくなります。
運動靴や男性の靴は大き目なので、かかとをつかんで出し入れできるように置くのがおすすめです。
この靴は、どのむきで入れると出し入れしやすいのか?
そういうのを考えて収納をしていくと、毎日の靴の出し入れがとても楽になります。
全体はこういう感じで、スッキリしました♪
※靴以外の収納のコツ
今回ご訪問したご家庭では、レジャーシートなど軽くて使用頻度も少ないものがたくさんありました。
そこで、家にたくさんあった紙袋で収納していきました。
そのときには、何が入ってるのかその紙袋に書いておくことで取り出しやすくもなります。
工具類もたくさんありましたので、ひとまとめにしました。
玄関に置いていた棚を靴箱の中に入れました。
さらに空き箱を利用して種類別に収納したらスッキリ☆
たまにしか使わない細かいものの収納
靴磨きの道具など、たまにしか使わない細かいものがありますよね。
そういうものは、かごなどにまとめて取り出しやすくします。
たまにしか使わないものなので、出し入れのことも考えると一番下の段に収納するのがおすすめです。
断捨離についてのアドバイス
玄関にある物を分類していくことが大切ですが、その前に必要な物はなにかを確認しておくことが大切です。
そして、不要な物でしたら、捨てることも重要になってきます。
ここに入ってる使ってないものが靴をいれる邪魔をしてしまっていました。
そのため、奥様には物を減らしてもらいました。
なにかの景品でもらったものなど、捨てづらいものもあるかもしれませんが、本当に使うかどうかを考えましょう。
このご家庭では、レジャーシートがたくさん置いてありましたので、厳選して2枚選んでもらいました。
さらに、このご家庭の方には「捨てるかどうか迷ったら、とりあえず取っておいていいですよ」と言いました。
ですが、必要なものは何かを収納していったら、処分に迷うものがゴミに思えたようで、結局は全部捨てることができました。
ムリに捨てるのではなく、まずは必要な物が何か、それは本当に使うのかを最初に考えましょう。
必要かどうか迷ったら、ここ1年くらいで今まで使ったことがあるかどうか思い出してみましょう。
私のアドバイス方針
私は整理収納アドバイザーとして活動していますが、
・何が気に入ってるのか
・使用頻度
などを参考にお聞きしてアドバイスしています。
さらにどうやって手に入れたのかなど、物が入ってきたストーリーもお聞きします。
私が行っているアドバイスでは、捨てるものを探してもらうのではなく、必要なものを探してもらっています。
ですので、無理やり捨ててもらうといったことはありません。
そして、声かけをしながら整理収納・片付けを進めていきます。
どんな声かけかというと、まずは使う人ごとに物を分けるために、こんな声かけをします。
「お父さんのこっちに並べてください」
「細かいものはこっちに置いてください」
使う頻度ごとに靴を分類するために、次のような声かけもします。
「この靴はよく履きますか?」
「どういうとき履きますか?」
「お気に入りの靴はどれですか?」
「履かないのはなぜですか?」
こんなふうに声かけにそって物を分類していけば、スッキリ上手に靴を分類できてしまいます。
なので、「自分で靴を分類・整理するのがむずかしそう」という方は、整理収納アドバイザーといっしょにお片付けをするのがおすすめですよ☆
和歌山と南大阪であれば、このサイトから私へお気軽にお問合せしてください( ´ー`)
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私の場合は、かなり時間をかけて整理収納アドバイザーになりました。
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こういう方法も悪くはないのですが、片付けを本業にしないかぎり、あまりオススメではありません。
一つ目のオススメの方法は、プロがやっている講座を受けることです。
たとえば、片付けのコンサルタントとして超有名な、こんまりさん。
こんまりさんがプロデュースする、コンサルタント養成講座があります。
https://konmari-consultant.jp/kcseminarより
でも、これはこれで、短所もあるんですよね。
それは、けっこう費用がかかること…
18万7,000円、一ヶ月ぶんの給料がふきとぶ額ですね(^^;)
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