「うちのリビング、なんか前より物が増えた…」
「家族が片付けてくれないし、毎日忙しくてついついテーブルや床に乱雑に置いてしまう…」

そんなお悩み、多いですよね。

生活していくと物が増えてきます。自分や家族の成長とともに生活スタイルも変わってきます。

そんな散らかりやすいリビングならではの、片付けるためのコツがあります。

そこで今回は、リビングの片付け・整理収納の具体的な手順と、片付いた部屋をキープするコツを詳しく解説します。

よくある悩みのリビング学習についても、解説します。

これであなたのリビングは、すっきり快適な空間に変身しますよ( ´ー`)

リビングが片付かない本当の理由とは?


なぜ、リビングはうまく片付かず散らかっているんだと思いますか?

・家族が片付けないから
・何かと物が多すぎるから
・物の定位置(住所)が決まっていないから
・収納するのが面倒だから

ざっとこんなふうに考えられたのではないでしょうか?

どんなにキレイに片付けても、あっという間に汚部屋へ元通り…。
じゃあ、どうしたらリビングはうまく片付くのか考えていきましょう!

・家族が片付けないから→家族が片付けられる方法を考える
・何かと物が多すぎるから→物を整理し不要なものを手放す
・物の定位置(住所)が決まっていないから→物の定位置(住所)を決める
・収納するのが面倒だから→収納を使うところの近くに、そして簡単にする

あっという間に汚部屋に戻ってしまう理由は、「モノを区別せず、モノを所定の場所に戻していないから」。実はそれだけなのです。

でも逆に言うと、「モノを所定の場所に戻せば、片付いたキレイな部屋でずっと暮らせる」ということなのです。

家族のせいではなく、収納方法を見直すことが大切


でも所定の位置に戻すというのが面倒なのよね。家族もしてくれないし…

と思う方は 、以前に決めた「収納方法」に人を合わせていることになります。

その収納場所や収納方法は、自分や家族は使いやすくないと思いませんか?

こうやって考えていくと部屋が散らかるのは、「人」が悪いんじゃなく「収納方法」が悪いということに気がつきます。

「収納方法」に「人」を合わせるのではなく、「人」に「収納方法」を合わせる。という考え方をしてみても良いかと思います。

そのためにまずは、

人の行動を観察し人の行動のクセを洗い出しメモする
そのクセに合う収納方法を導き出す

この2つを意識することが大切です。

生活動線を意識し、当たり前になってしまった不便さに気づこう


部屋の「動線」を考えたこと、ありますか?

動線とは、住居の中で人が移動する経路です。快適な住居は、移動の動きがスムーズであることが非常に重要です。

収納家具を設置する際に動線を意識することで、非常に使い勝手の良い住まいにすることができるのです。

まずは家族の動きを観察してみて、生活動線をチェックしましょう。すると頻繁に無駄な動きがあることに気付くことがあります。

生活動線を意識することは、当たり前になってしまった不便さを再発見して解決する手がかりになるのです。

動線分析をしっかり行った上で、自分の家族にとって必要なインテリアとは何なんだろう。と考え直すことで、生活満足度の高い家に仕上げることもできます。

これらを考え行動するとうまく片付けられるわけですが、何をするべきなのかという手順をさらに細かくご紹介していきます。

ステップ1:自分や家族の行動動線を観察しの行動のクセをみつける
ステップ2:そのクセに合った収納方法を考える
ステップ3:紙に部屋の間取図を書き、「物が散らかっている箇所」をメモ書きする
ステップ4:物が散らかっている箇所に対する解決法も書いていく
ステップ5:家族の動線やクセに合った収納方法を考え書いていく
ステップ6:書き出した解決法に沿って、収納道具を設置し、物を収めていく
ステップ7:全ての収納が終わったら、その後は「寝る前」&「出かける前」の2つのタイミングで、「物を所定の場所に戻す」というルールを実践する

散らかった部屋って、どこから着手したらいいかわからなくなり呆然としがちです。
だからこそ紙に書くことで、頭の中が整理され、よりスムーズに片付けに着手できるはずです。

メモやノートをご用意ください。そして以下の順に行動をしていきましょう。

ステップ1:自分や家族の行動動線を観察し、行動のクセをみつける


<具体例>
・読み終わった新聞や広告が、食卓テーブルの上に毎日置いている
→新聞は食卓で読む

・子供が脱いだ服や上着、使用したカバンがリビングの床に散乱している
→リビングで着替えたり、カバンを置いたりする

・毎日届くDMや学校からのお手紙が玄関やテーブルに置いたままになってる
→置きやすい高さの位置に置いてしまう

・化粧した道具が、テーブルの上などに出しっぱなしになってる
→リビングのテーブルで化粧をする

ステップ2:そのクセに合った収納方法を考える

<具体例>
・食卓テーブルの近くにふたつきのカゴを設置し、新聞は読み終わったらそこへ入れようかな。

・上着をかける場所をもうける。リビングの雰囲気に合うおしゃれなハンガーラックを置く、もしくはかごを置き、脱いだ服はそこにポイッと入れてもらおう。かばんはつい置いてしまいがちな位置の近くに収納するところをもうけるといいかな。

・ママ:持っているメイク用品を見直し、量を減らそうかな。そのメイク用品は片付けやすいようにボックスに入れるかポーチに入れて、メイクするところの近くに収納するところ作ってみようかな。

ステップ3:紙に部屋の間取図を書き、「物が散らかっている箇所」をメモ書きする


部屋の間取図には物の散らかる場所に番号をふり、横に「何が散らかっているか」をメモしましょう。

<具体例>
①テーブル…広告や新聞、書類、化粧品、薬、DM、食べかけのお菓子
②椅子…上着やかばん
③棚…本、雑誌
④床…おもちゃ

ステップ4:物が散らかっている箇所に対する解決法も書いていく(ステップ2で考えた案)


・該当番号について、どうすれば物が片付くかの解決案を書く

①広告や新聞、書類⇒解決案「短期保存・長期保存・廃棄に分け、読むところの近くに収納する場所をもうけたりゴミ箱を置く。」

②化粧品や薬、食べかけのお菓子⇒解決案「それぞれの入れるカゴを用意する」

③上着やかばん⇒解決案「置いてしまう簡単に収納できるところを作りそこに置く習慣をつける」

④本、雑誌が山積み⇒解決案「本を減らす(売る/処分の選別 をする)」

⑤おもちゃ⇒解決案「リビングで遊ぶものを厳選する、子供が片付けやすいボックスカゴを用意する」

ステップ5:家族の動線やクセに合った収納方法を考え書いていく


子供や面倒くさがりな人には簡単に収納できる方がよいです。

出し入れしやすい簡単な収納とは…ワンアクションでポイして戻せるざっくり収納がおすすめ。中身が見えやすく、浅く、奥行きがない収納グッズを使い収納グッズの7~8割収納を意識するうことで出し入れしやすくなると思います。

収納道具を買いそろえる前に、注意があります。

まず、モノが多すぎていないか、すべてのものを収納するべきなのか考えてみましょう。

リビングは家族みんなが集いくつろぐ場所です。収納道具やモノが多すぎると落ち着きません。
自室で管理するべきもの、使うところをよく考えて何をどれだけ置くのかを厳選しましょう。

そしてどのようなインテリアにしたいのか考えることも大事です。好みのインテリアはどんな感じですか?

好みを統一して収納道具をそろえないと部屋は乱雑に見えがちなので注意しましょう。

ステップ6:書き出した解決法に沿って、収納道具を設置し、物を収めていく


出し入れのしやすさを家族でチェックしていきましょう。どうやったら戻しやすいかは使って片付ける本人に聞いてみるのが一番です。

やってみてうまくいかなければ、他の方法を考えるのもOK。何パターンかすればしっくりする方法は見つかるはずです。

ステップ7:全ての収納が終わったら、その後は「寝る前」&「出かける前」の2つのタイミングで、「物を所定の場所に戻す」というルールを実践する


楽して部屋のキレイを保つには、『寝る前・出かける時に、物が所定の位置に戻っているかをチェックする』という習慣をつければ良いのです。

仕事やそれ以外の外出でも、家に帰ってきた時に部屋が片付いていると、ほっとできますよね。

目に見えるもの(ソファの上のクッション、お花の場所、テレビのリモコン…etc)はしっかりと所定の場所に戻してから家を出るようする習慣をつける。

これを習慣づけることが、部屋をキレイに保つ一番ラクな方法でもあります。

お悩み相談コーナー:小学生になる子供がいるママのケース


以前にご相談にこられたお客様の悩みに沿って、生活動線を見直す収納方法をご紹介します。
今回は、30歳女性の方からいただいたお悩み相談に答えていきたいと思います。

お悩み相談:リビングとリビング横の和室が乱雑になります

リビングとリビング横の和室にモノが多く乱雑になりがちで、片付けを毎日がんばっていますが、すぐに散らかり人も呼べません。
なぜリビングと和室にこんなにモノが多いのかというと、リビングの横の和室に子供と家族三人で寝ているからです。

和室に押入れはひとつしかなく、そこには家族三人分の着替えとお布団、子供のおもちゃや絵本をいれています。
ですが、押入れにはすべてのモノは入りきらず、和室やリビングにモノが散乱しています。

私自身のものは断捨離をして持ち物は少ないほうです。もっとモノを減らしたいのですが、家族が使うものはなかなか減らせられません。
私は背が低く押入れに入れている布団の出し入れも困難でもあり、使っている布団は普段は和室の四隅に半分に折ってたたむだけです。

布団を置きっぱなしにしていることで畳にカビとか生えないかも心配です。
人が来るときは和室のドアを閉めてリビングからお布団など散らかっているものを見られないようにしていますが、閉めてしまうとリビングは広くないのでとても窮屈に思います。

リビングにもおもちゃなどが散乱していて、おもちゃの置場所がリビング、和室、押入れと収納があちこちにバラバラなのも気になります。
寝室と子供部屋は二階にありますが、子供が 生まれてからは、寝室には着ない服を置いているだけです。

子供部屋には、主人の独身のころの趣味のものが多くあり物置状態で、子供部屋として使えずです。
来年子供が小学校に入ったら机を買いリビングに置こうかとも思いまずか、でもどんな机をどこにどう置くべきか悩みます。

机を置くことでますますリビングが窮屈に、そして教科書やプリントなど子供のものが散らかるのでは…と思ったりして、机を購入すること自体やめようかどうしうようか、いろいろと考えただけで今から憂鬱です。

子供が小学校に入りだしたらお仕事も再開したので、片付けやすく散らかりにくい、気軽に人が呼べる部屋にする方法を教えてください。

★回答★

このお悩みの解決方法ですが、部屋の意味を考えて、 ずばり生活スタイルを変えていくべきです。

普段当たり前にしている生活動線を変えることからはじめることをアドバイスしました。
まずはお悩みを整理していきましょう。

リビングと和室にモノが多い→服と布団とおもちゃが散乱
リビングに勉強机を置くと窮屈になりモノがさらに散らかりそう
和室の畳に普段寝ている布団を置いておくとカビが心配
子供部屋には主人の独身のころの趣味のものが多くあり物置状態

というお悩みですね。

そこで、提案として、寝室に寝てもらうことにしました。
生活をガラっと変えることで、動線を変えることで物が散らかりにくくなります。

和室に何もかも収納しようと思うから収納が難しいのです。

子供が生まれたから和室で家族一緒に寝ようという考えは、お子さんの成長とともに変化しても良いかと思います。
寝室や子供部屋には大きなクローゼットがあります。家族の服もたくさん入ります。

さらに寝室の寝具をベッドにすると出しっぱなしでもOKに。毎日お布団を収納することもしなくてよくなります。

寝室からベランダへ布団を干しやすくもなり、カビの心配も減るかと思います。

お子さんのベッドも置ける広さなら、子供部屋で寝れるようになるまで寝室に置いてもよいかと思います。

提案後の変化!


この提案で、和室に乱雑にあった家族の服と布団問題は解決しました。寝室と子供部屋にもっていくことで、和室はすっきり。
あとは使うおもちゃと生活雑貨を使う頻度や用途を考えて押入れに収納していきます。

和室には出しっぱなしのモノが何もなくなりました

ご主人とお子さんに子供部屋を作る話を、勉強机を置く話をしてください。奥様に伝えました。

子供のためにと、いつまでも放置していたご主人の趣味のもの…バイク用品やスノボ用品、着ていない服など、使用するかを考えて整理し、寝室の収納におさめることができました

お子さんは自分の部屋ができること、机を買ってもらえることでとてもウキウキしたそうです。
さて、奥様が気にしていたリビングに机を置いたほうが子供は勉強するようになるのではというお話ですが、これも人によるのではと思います。

リビング学習のメリット・デメリット


リビングに机を置こうか悩む理由は、よく聞く「東大に行く子はリビングで勉強していた」という話があるからだと思います。
リビングやダイニングなどの同じ空間で勉強できるメリットとして…

・親にわからないことなど聞きたいことがすぐ聞け、親子のコミュニケーションが取りやすい
・背後から親が観察することで集中出来ていないかすぐ判断できる
・子供が安心して学習に取り組むことができる

なのかなと思います。

ですが、デメリットとして…

・すぐ親に聞いてきて、自分で考えない・調べない
・リビングダイニングにモノがあふれ圧迫感がある
・机に教材やプリント、文房具消しゴムかすが散乱しがち
・子供が勉強に集中しない(だらだらやる)
・家族がくつろげない
・テレビが見れない

ということがあります。

これは、なかなか親も苦労します。

リビング学習って効果あり?我が家の場合

ちなみに「リビングで学習する子供は頭がいい」なんて言われますが、私はそれは因果関係がハッキリしないなぁと考えています。

我が子二人は子供部屋に勉強机を置いていおり、上の子は子供部屋でささっと宿題をし、なにもかも自分で考えて調べるタイプで成績優秀なほうです。

下の子は低学年のころは子供部屋に一人でいるのが心細く宿題だけをリビングダイニングに持ってきて、いわゆるリビング学習の状態ではありましたが、おもちゃやテレビなど気が散ってしまうモノのせいと、甘えてなんでも人に聞いて頼り、ダラダラと宿題していたせいで、成績はずっといまいちでした。

このような事が実際にありましたので、リビング学習だから成績が良くなると言うのも個人差が大きくあると思います。

子供の性格や生活環境に合わせて勉強環境を整えよう


人が何かアクションをするときには漏れなくモノが付いてきます。ですのでリビングダイニングで子供が学習するということは学用品もそこで必要になるというわけです。逐一、子供部屋に持っていってくれれば良いですが、現実的にそれは困難です。

子供のものはけっこう多いです。宿題だけでなく、通信教育や塾の宿題などもあります。そのため一般的なランドセルラックをひとつ用意するだけではすぐにオーバーフローになりがちです。

そうしてすぐにダイニングテーブルやリビングなどに教材を置くようになりがちです。モノが多いとそれすらストレスの溜まることになります。
また、子供が安心して学習できる環境ということはつまり子供がリラックスできる状態で、ともすればリラックスしすぎることにもなりかねません。

さらに兄弟がいる場合は邪魔が入ったり遊びの誘惑も多いため、なかなか勉強に集中できないということがあります。

ですが、一人で勉強するのは不安だから兄弟がいたほうがよいというお子さんもいますし、子供の性格にもよるかと思います。

学習机はどうすればいい?


そして、よくある質問ですが「そもそも勉強机は必要?ダイニングテーブルもあるし、あとから買っても良いのでは?」
私はできれば学習机は最初から用意したほうが良いというのが私の考えです。その理由は以下の2点です。

★すべての学用品をリビングダイニングに置くことは現実的でない
★子供の居場所を確保することが大切

リビング学習する場合の、リビングダイニングにすべての学用品を置くスペースを確保することは一般的に極めて困難です。

リビングダイニングと子供部屋、どちらを主にしてどちらを従にするかのバランスはともかく、リビングダイニングに学習机と大型のラックを置かない限りは別の場所に収納スペースを設ける必要は必ず出てくるかと思います。

またそれよりも重要なのが、子供の居場所を確保するということです。

リビング学習では、ともすれば子供がリラックスしすぎたり、兄弟の邪魔が入ったり、親子喧嘩して気まずいこともあります。
家族が同じ空間にいることがメリットになる半面で、それがデメリットになるときもあるのです。

そのときに子供が逃げ込んだり気分を変えることができる場所があったほうが良いと私は考えています。
だからリビング学習であっても学習机はあったほうが良いと思います。

「自分で自分のものを管理する練習」をさせる

とある方の子供の勉強机の整理収納記事を読んで、お客様にもすすめていますが、子供には勉強机なり、収納棚なり、自分だけのものを管理するための練習を低学年のころから癖付け習慣にさせておくといいです。

なぜなら思春期になってくると子供は親の言うことを反発しだしますし、なにかにつけて面倒くさがりがちです。

中学生になってから部屋を与えて片付けてと言っても小学生のころから長年染み付いたリビングに置く癖はなかなか変更にしにくいものです。

うちの上の子は、現在、高専に通い寮で暮らしているのですが、自分のものを自分で管理する癖をつけて整理収納を教えてきたおかげで寮での生活はすっきりと暮らしやすくしています。


リビングで勉強してもよし、子供部屋で勉強してもよしと思います。ですが、自分のものを自分で管理する癖は子供のころから教えておくと成長とともに子供も親も楽なるかと思います。