子供を持つ親ごさん、または学生のみなさんは、こんな悩みを抱えていませんか?

前の学年の教科書やプリントはどこに片付けたらいいんだろう…
プリントは毎日のようにもらうから、どんどん増えて片付かない…
教科書も1教科に何冊もあって整理できない…
気がつけば机の上や周りにはプリントだらけに…

こんな状態だと片付けがうまくいかず、とりあえず新学年の教科書やノートやプリントやらを一緒に入れてしまって、机のなかがごちゃごちゃということも多いです。

教科書、ノート、プリントは使いたいときにさっと取り出せるように収納したいですよね?

そこで今回は、机の周りに散らかった教科書やプリント類をすっきりと収納するための5つのポイントを解説します。

教科書・プリント類をすっきりと収納するための5つのポイント

まず知っておかないといけないのは、「使用済みのもの」と「今現在使っているもの」を一緒の場所に収納すると、ごちゃごちゃになって管理しづらくなるということです。

そうならないように、収納のための5つのポイントを解説します。

①全部集めてから3つに分類する

まずは教科書やノート、プリントを全部1か所に集めてください。
それを3つに分類していきます。

今学年で使うもの
昨年より以前のもの
昨年度使っていたもの

この分ける作業をしているときは、捨てることは考えません。
そして「今学年で使うもの」以外のものに対して今後も使うのかどうかを考えていきましょう。

②今後も必要か考える

■教科書

「今学年で使うもの」は 、今現在使っていて使う頻度の高いものです。
このものたちを出し入れしやすく収納するためには、「今学年で使うもの」とそれ以外のものと分け、それぞれを別に収納する必要があります。

★「昨年より以前のもの」の整理
昨年より以前のもの」は、一番使う頻度が少ないものです。

今まで分けずに一緒の場所に置いたいたからこそ、管理する量が増えて、片付けにくくなり散らかるのです。
「昨年より以前のもの」で、今後も出して使わないと判断できるものは、思い切って廃棄していきましょう。

使わないものを置いているために、収納スペースがそれらに占領されてきてしまいます。すると、収納することが困難となり、部屋が片付かないことにつながります。

なんでも思い出にと取っておきたいという気持ちも分かります。ですが、ご自身が今後はどう暮らしたいかよく考えてみましょう。すっきりとした暮らしを望むのであれば、使わないものを思い切って手放していきましょう。

「でも、もしかしたら使うかも…」とどうしても不安に思う場合には、無理には捨てずに箱などにまとめて、見直す日付を決めてクローゼットや押し入れなどに収納してもよいです。卒業したら完全に不要になると思いますので、その時は思い切って手放しましょう。

★「昨年度使っていたもの」の整理
昨年度使っていたもの」は、もしかすると出番があるかもしれません。ひとまとめにしてファイルボックスや箱、紙袋などに入れるなどして、比較的出しやすい場所に保管しておくと便利だと思います。

以前の学年の教科書が必要になった…ということはめったにないと思います。
でもどうしても捨ててしまうと不安になるという方は、置いていてもいいです。

捨ててしまって後悔をするかもと不安な気持ちになる方もいらっしゃると思います。でも、たとえ手放した後に必要になるということがあったとしても、同級生の人に声をかければ誰かしら持っていることがありますので、手放しても案外なんとかなるもんです。

学生の方なら、勉強でわからないことがあったら教科書を引っ張り出して悩むより、先生にどんどん質問するといいと思います。先生に聞くほうがきっと理解も深まりやすいと思いますし、何よりもそうして物が溜まらないようにするだけで、かなりすっきりと暮らせます。

すっきりと無駄なものが無い暮らしをしている方が、必要なものが出しやすくもなり物の管理が楽になります。
片付けの作業が楽になると、出しっぱなしにしてしまう習慣も減ってきます。

そうすると探し物も無くなり、すぐに勉強に取り掛かれる机の環境になるかと思います。

ご自身がしたい暮らしを考えて、理想の暮らしに向かって整理し、すっきりとした暮らしやすい収納を実現させていきましょう。

■プリントやノート

特に捨てるのかどうか悩むことが多いのは、プリントやノート類かと思います。

定期テストや小テストなどのプリントは「やり直したら復習になるかも」と保管したくなりますが、後からやり直すことは今まで何度ありましたでしょうか?

一年以上前のプリントは「置いておくだけ」になっていませんか?
もし置いているだけの状態になっているのなら、そういったプリントやノート類は処分していきましょう。

教科によっては授業のノートが参考書的なまとめになっている場合もありますよね。見直したりと出番があるかもしれませんし、そういうものは無理に処分しなくてもいいです。出し入れしやすいところに入れれるように、まとめておきましょう。

問題集を解くのに使ったノートなど、後で見返すことのないノートは、1か月~数カ月保管した後は未練を残さずに処分していきましょう。

③今学年使うものをさらに分類し、収納方法を考える

今学年使うもの」は、一番使う頻度が高いものです。これをさらに分類していきますが、分類の方法が2通りあります。

①教科書・参考書・ノート・プリントと分ける
②教科ごとに分ける

この2つの方法について、解説していきます。

そこでまず確認したいことがあります。

教科書やノートを収納するところは、本棚でしょうか?
深い引き出しつきのワゴンでしょうか?

ワゴンでの収納は、本棚に収納するより教科書など隠せるので、部屋がすっきりしてみえます。

一方、本棚での収納は、入れ方によっては乱雑にみえがちになります。

うちにはワゴンが無くて本棚しかない。それなら収納家具を買うしかないの?

と思われる方もいらっしゃることかと思います。

収納家具は、ご自身のしたい暮らしをイメージして、そろえられるとよいかと思います。

おすすめの収納家具があるショップは、こちらの記事にまとめています。
>>おしゃれで安い!人気の家具インテリア通販店★一人暮らしもおすすめ
また、おすすめの収納しやすい学習机や、ワゴン付きのお手ごろな学習机を下記の記事でご紹介しています。
>>収納バツグンなのに安い!今おすすめの学習机とは?通販編

本棚に収納することで美しく使いやすくする方法もあります。

次にそれらの方法をご紹介していきます。

④それぞれの収納方法から好みの方法を選ぶ

<本棚に入れて見せる収納にする>

本棚に入れて見せる収納にする場合は、①教科書・参考書・ノート・プリントと分ける方法をおすすめしています。

本棚に収納すると取り出しやすくなります。でも、教科書・参考書・ノート・プリントなどサイズや高さがバラバラのものをそのまま並べると、見た目がごちゃついてしまうという欠点があります。

それをすっきり見せたい、見た目を気にする場合は教科書・参考書・ノート・プリントと分けていきましょう。
本棚の片付けはサイズをそろえて並べた方が見やすいものです。

サイズがバラバラだと、間に挟んだプリントが行方不明になったり、サイズの小さい教科書が大きな冊子の間に埋もれてしまったりする可能性もあります。

教科書・参考書・ノート・プリントのカテゴリ別に分け、その中で見やすいように大きさ順に並べると使いやすくなります。
ただし、この分け方での収納方法は、出すときに多少の手間はかかります。

教科者やノートを使用していて、本棚に収納しているものが少ない場合、パタッと本が倒れてきたりします。その際にあると便利なのがこちらの収納グッズになります。

こちらはセリア(100均ショップ)のファイルスタンドです。
プラスチック素材だから、紙のより丈夫で出し入れしやすいので、こういうのを使うのもおすすめです。

<ワゴンの引き出しに入れて隠す収納をする>

ワゴンの引き出しに入れて隠す収納をする場合は、②教科ごとに分ける方法をおすすめしています。

引き出しを開け閉めするという物の出し入れのアクションが増えますので、出し入れする手間が本棚に比べて増えます。しかし、引き出しに入れて隠す収納となるので、部屋の見た目はすっきりとしてくると思います。

学校には「教科ごと」に持っていくので、教科ごとに分けた方が使いやすいかと思います。

ワゴンに収納する場合、すべてのものが収納されている場合はいいのですが、使用していてワゴンに収納しているものが少ない場合には工夫が必要です。

ワゴンの中の本たちが倒れ、プリントが埋もれてぐちゃぐちゃになってしまったりなどのトラブルになったりするかと思います。

その際にあると便利なのがこちらの収納グッズになります。

ワゴンにいれるなら、こういうしきりをいれるのもオススメです。(これも100均です)

たとえば

・一番手前は教科書
・一番奥は借りてきた本
・真ん中はそれ以外の本やノート類(折り紙も)

というふうに、ワゴンのなかを整理するのもオススメです。

プリントの保管方法

クリアファイル、クリアフォルダー、フォルダーで管理する

プリントの保管で便利となるのが、クリアファイルとクリアフォルダー、またはフォルダーです。この際に、小学生以下のお子様のものは親が管理することが多いと思います。

中学生以上になるとお子様が管理することが多くなると思います。
どちらが管理するにせよ、プリントは長期保存するもの、短期保存するもの、廃棄するものと分けていきましょう。

プリント・書類をすぐ捨てなくてもスッキリさせる方法

各教科のプリント類については、テスト前に見直す場合は短期保存してもよいかと思いますが、教科書と同じ内容だから不要という場合は、溜めずに廃棄していきましょう。

その際に便利なのがコチラの収納カゴ。机の近くに不要になったプリントを入れるふたつきかごを置いてみましょう。

不要なプリントは、このカゴにポイするのです。

そうすると、机に不要なプリントがたまらなくなります。また、万が一そのカゴにまちがえて入れてしまっても、しばらく残りますので安心です。

我が家では書類をまとめて廃棄しやすいよう、ふたつきのカゴに入れて、ある程度たまってから処分しています。

とにかく不要なプリント類を机や本棚に溜めないことが大切となりますので、さっと捨てられる環境を作っておきましょう。

保存するプリント類はクリアファイルへ入れていきます。教科ごとに分けてもいいかと思います。

クリアファイルには教科ごとに色を変えてもいいですし、ラベルシールをつけて分類してもわかりやすくていいかと思います。

保管する量が多い場合や、長期保管の場合には、クリアフォルダーやフォルダーを使って大まかに分類しておくと便利になります。

教科ごとにファイルボックスを利用する方法

教科ごとに片付けたい…という人にお勧めなのがファイルボックスです。

A4サイズのファイルボックスをいくつか準備しましょう。
そのファイルボックスに教科書やノートを分類していきます。

理科系のファイルボックス、
国語系のファイルボックス、
社会系のファイルボックス、
数学のファイルボックス、
副教科のファイルボックス…

などのようにして分類します。

こんな風に分類すると、片付けるときも該当のファイルボックスにポンと入れるだけですっきりと片付きます。

以上、いくつかの方法をご紹介しましたが、収納には正解がありません。

どの収納方法が自分の好みなのか、どちらが自分にとって使いやすいのか、ご紹介したお好みの収納方法を選んでもらえたらと思います。

ご自身のしたい暮らしを考え、自分にあった収納方法をみつけていきましょう。

⑤その日の片付けはその日のうちに

時間割を合わせるときに、鞄から出した教科書やノートをそのまま出したままにしていませんか?
元の収納場所に戻さない習慣が、机が散らかるもととなってます。

その日の勉強が終わったら、翌日の時間割を合わせたら、教科書、ノート、プリント類をきっちり決めた収納場所へ片付けるようにしましょう

毎日数分のこの行動で、机の上や本棚がすっきりきれいになるのです。

慣れないうちはめんどくさいと感じるかもしれません。ですがこの元に戻す行動をしなくてはあっという間に散らかってきます。

いくら整理収納して美しく収納しても、元に戻さなければ意味が無いのです。

慣れなくて元に戻すことを習慣とすると、だんだんと「片付けていないと気持ち悪くて眠れない」ようになるかもしれません。

そうなった頃にはあなたの身の回りはきっとすっきりとするでしょう。思い描いていた理想のすっきりとした暮らしをしているはずです。

机が片付くと気持ちもすっきりして勉強がはかどる

教科書やプリントなどの片付け、毎日のことですが、面倒ですよね?

とりあえず本棚に立てておけばいいか…という人もいることでしょう。

整理収納して、使いたいものをスッと取り出せる環境は、きっと勉強もはかどるはずです。
なぜなら、なくして探し物をするという不要な手間がなくなるからです。

あと 気持ちの面でもすっきりします。
教科書等を上手に片づけて、成績アップをも狙っていきましょう。

カラフルなモノは布で隠すことでスッキリ落ち着いた雰囲気になります。

ランドセルはワゴンにのせるように下ろすと便利です。でもそのまま載せるとワゴンが傷つきやすくなるので、下に敷物をひいています。

削りかすをこぼしてよごれがちな電動鉛筆削りは、下にティッシュ一枚ひいておくだけでも掃除のしやすさが変わります。

削りかすがティッシュの上に落ちて机が汚れにくくなります。

削りかすを捨てるときには、ティッシュの上に出して中身を捨て、また新しいティッシュ一枚を電動鉛筆削りの下にひきます。

また、勉強机の周りには勉強の妨げとなるお邪魔虫なモノたちはなるべく置かないようしましょう。それだけで頭も気持ちもすっきりしてきます。

もし勉強するお部屋に雑貨とかお気に入りを飾るなら、勉強机に座ったときに四角に入らないところがオススメです。

我が家では、カラーボックスには昨年度の教科書やまとめたノートと今後も使うかなと思うプリントを置いています。

一番使う今年度のモノと分けて置くことにより机の回りがスッキリします。
これは我が家の下の子の机ですが、教科書類はワゴンにいれているので、机のうえはスッキリしています。

あと、引きだしのなかは、このようにさらに用途をわけて整理しておくと、ごちゃごちゃせず出しやすくて便利です。



以上のことを実行すると、下の写真のようにこちらのように、おもちゃに占領されてしまっていた机のスペースが、、、

次ぎの写真のように、すっきりします。

まとめ

日々の整理収納の行動は、今現在の快適な生活と未来の快適な生活を作っていきます。

お子様の机の片付けを上手にしていきたい親ごさんは、子供の自立に整理収納の習慣を役立ててみるのをおすすめします。

また、学生さんや社会人の方も、机や本棚が整理できる習慣は、勉強やお仕事をする面で必ずや役に立つと思います。

もしも本棚などが足りないなと思ったら、こちらの記事からショップを探してみるのもおすすめです。
>>おしゃれで安い!人気の家具インテリア通販店★一人暮らしもおすすめ
収納しやすい学習机やパソコンデスクが必要!という方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
>>収納バツグンなのに安い!今おすすめの学習机とは?通販編

今からの行動が自分を作っていきます。
どんな暮らしがしたいのか、どんな自分になりたいのか、理想の暮らしを考えてみましょう。

なんのための整理収納なのかを意識することで、必ずや理想の暮らしが実現することでしょう。

追伸:親子いっしょにどんどん片付け上手になっているヒミツの方法とは?


想像してみてください。

今後のあなたの子どもの人生の60年。

片付けが上手になった子どもの暮らしは、どう快適になるでしょうか?

使いたいものを使いたいときに使えてストレスフリー。
時間もお金も節約できて、本当の自分を取り戻したキラキラした暮らし。

でも、片付けが苦手なままでは、その暮らしは手に入りません。
キラキラした時間が手に入るかわりに、イライラした時間でいっぱいになるのです。

そんな人生は悲しいってこと、言われなくても親であるあなたはすでに気がついていますよね><

そのためには、まずは親であるあなた自身が片付け上手になって、子どもに教えてあげる必要があります。

では、どうやったら片付け上手になれるのか。
誰しも、なるべくお金も時間もかけずに、片付け上手になりたいはずです。

私の場合は、かなり時間をかけて整理収納アドバイザーになりました。
たくさん本を読んだり、プロの方のブログを読み込んだり…。

こういう方法も悪くはないのですが、片付けを本業にしないかぎり、あまりオススメではありません。

一つ目のオススメの方法は、プロがやっている講座を受けることです。

たとえば、片付けのコンサルタントとして超有名な、こんまりさん。
こんまりさんがプロデュースする、コンサルタント養成講座があります。

https://konmari-consultant.jp/kcseminarより

でも、これはこれで、短所もあるんですよね。
それは、けっこう費用がかかること…

18万7,000円、一ヶ月ぶんの給料がふきとぶ額ですね(^^;)

たしかに自己投資だと思って本格的に勉強したい人にはオススメ。
ですが、そこまでお金をかけたくないっていう人もいると思います。

そういう方には、専門の電子書籍での講座がオススメです。

私がアドバイスした顧客の方からも、「電子書籍をぜひ作ってください」と要望ももらっています。
私も、いつか作りたいなぁとは思っていますが…
でも、なかなかまとまった時間がとれなくて、先延ばしになってしまっています。

ですので、ほかのアドバイザーさんのもので、オススメのものを紹介します。

それが、勝間まなみさんの電子書籍の講座。
このかたは、500人以上の片付けベタな人を、片付け上手にしてきた実績あるアドバイザーさんです。

とても説明が分かりやすいので、推薦です。

ふつうの片付けのセミナーや書籍だと、どうしてもその場かぎりのテクニックしか学べません。
こてさきのテクニックだと、どうしもキレイな状態が維持できずに、また散らかります。

ですが、勝間さんの講座は、片付けのテクニックだけじゃないんです。

考え方そのものや心構えといった、「片付け上手の人になる」ということに重点をおいています。

くわしい内容は、つぎのリンクをクリックしてご確認してみてください。

>>片付け上手になる電子書籍の内容を確認する

もちろん、高額な養成セミナーで勉強するのもまちがいではないですが、自分のペースで学びたい人にはオススメです。

今の片付けベタのあなたのままで一生を過ごすのか?
それとも、今すこしだけ勇気を出して新しい自分になってみるのか?

もちろん決めるのは、今のあなた自身ですからね。