皆さん、冷蔵庫の中身の収納でこんなお悩み事はありませんか?

「どこに何が入っているのかわからない」
「奥のものや上のほうのものが取り出しにくい」
「ごちゃごちゃしてて見た目も見苦しい」
「ものだらけでなかなか掃除がしにくい」
「気がつけば食材を腐らせている」
「すぐに冷蔵庫の中がいっぱいになり、大きな冷蔵庫がほしくなる」

今回は、そんな悩みを解消して冷蔵庫をすっきりと使うための、具体的な冷蔵庫の中身の整理収納法を解説していきます。掃除方法についてもポイントを解説したいと思います。

今回お伝えする私の収納方法は、誰でも無理なくまねのできる収納かと思いますので、参考になれたらうれしく思います。

まずは冷蔵庫の中身を整理する

いま現在、整理収納アドバイザーとして整理収納のアドバイスをしている私ですが、以前は高さがあり奥行きのある冷蔵庫を使っていて、どう収納したら使いやすくなるのか使い忘れがなくなるのか見た目も良くなるのかという悩みを抱えていました。

その時、整理収納アドバイザー2級講座を受け、冷蔵庫の収納を考える演習でみんなで収納アイデアを出しあったことで「そんなやり方もあるんだ!」と冷蔵庫の整理収納の使い方に驚いた記憶があります。

それ以来、私もいろんなお客さまの冷蔵庫の整理収納を行いながら、自分の家の冷蔵庫収納を考えなおしてきました。そして、あれこれ試してみて、ようやく納得のいく冷蔵庫の収納法にすることができましたので、ご紹介したいと思います。

①冷蔵庫の中身を出して整理する

冷蔵庫の収納については、「人のまねをしてがんばってみたけど、なかなかキレイに持続できない」というお悩みをよく聞きます。

たしかに冷蔵庫の収納についてインターネットで検索してみると、詰め替え方法や、たくさんの収納グッズの使い方など、いろいろな情報が集まります。ですが、たんにこれらの方法をまねするだけではうまくいきません。

大切なことは、まずご自身の冷蔵庫の中身を整理・分類して、よく理解することです。

整理収納の基本は、モノを全部出して必要か不要かの区別をしていくことです。ですので、冷蔵庫の中身を出して整理していくことが大切です。とはいえ、冷蔵庫の中身は食べ物ですし、整理収納の作業中に冷やしていたものを常温で長い時間おいておくのはよくありません。

ですので、

野菜室だけ全部出す⇒整理し、収納する

ドアポケットのものだけ全部出す⇒整理し、収納する
そしたら次のスペースを全部出す⇒整理し、収納する・・・

というふうに、整理する場所を決めながら作業していくことをおすすめしています。

冷凍の物を整理する際は保冷バックや保冷材を使用してくださいね( ´ー`)

②食材・調味料の期限を確認する


整理する場所として決めた場所の中身をすべて出した際、その食材・調味料の賞味期限をひとつずつ確認をしていきます。

期限が長く過ぎてしまったものはありませんか?

お店で買った食品には、安全においしく食べられる期間があり、袋や容器に「消費期限」か「賞味期限」のどちらかが表示されています。
意味はそれぞれ違いますが、食品を安全に、おいしく食べられる期限を表しています。

ますばその違いを知り、食品の表示をよく見て、いつまで食べられるか確かめましょう。めんどうな作業ではありますが、食べ物を無駄にしない意識が高まりますし、ご自身や一緒に暮らすご家族の健康を守ることにも繋がっていきます。

食品を無駄にしないことは、地球の環境を守ることにもなりますので、日ごろから確認する癖をつけましょう。確認しやすくするための収納方法は後ほど説明します。

「賞味期限」「消費期限」の違いとは…

「賞味期限」は、開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、品質が変わらず美味しく食べられる期限のことです。おもに傷みにくい食品に表示されています。

この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。色やにおい、味などをチェックして異常がなければ、まだ食べることができます。

食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。※ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。

「消費期限」は、袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで「安全に食べられる期限」のことです。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、傷みやすい食品に表示されています。※表示をよく確認して、この期限を過ぎたら食べないようにしてください。

消費期限と賞味期限のいずれも、袋や容器を開けないで書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したものです。一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。

③期限内に食べれなかった原因を考えてみる

このようにして整理していくと、開封して期限が過ぎたものが出てくるかと思います。

なぜ期限内に食べれなかったのでしょうか?

新しいお料理に挑戦するために買ったけどほかの使い道が出てこなかった。あまり美味しくなかった。安いからと大量に買ってしまったけど使い切れなかった。などなど、期限が過ぎたのにはさまざまな理由があると思います。

整理していく際には、なぜ期限内に食べれなかったのか、自分自身への問いかけが大事になってきます。

何も考えずに期限が過ぎたものをどんどんと処分していくのではなく、必ず使い切れなかった理由を考えていきましょう。というのも、使いきれなかった理由を考えることで、今後の買い物の仕方が変わり、冷蔵庫が片付きやすくなるからです。

食材を処分することはもったいないですよね?

お得だと思ってたくさん買って食べ切れなかったとき、少量で買うほうがお得なことがあります。買い物する時、どっちが得なのか、何がもったいないのか考える習慣をつけていくとよいかと思います。

特売でたくさん売られていると、お得!と思ってついつい買いたくなりますが、「私はこれを全部食べきれるかな?」「腐らせたり、捨てないですむかな?」ということまで考える癖をつけておくことで、無駄な買い物も減り食費も浮いてきます。

④整理して残ったものをグループ分けする

期限が過ぎてしまったものを処分したら、残りのこれから使うものを次のようにグループ分けしていきます。

ドアポケットに入れるもの…
・液体調味料、
・細かい使いかけの調味料、
・スパイス、
・飲み物、
・たまご

野菜室に入れるもの…
・切って使いかけの半端な野菜、
・葉物野菜などサイズの大きな野菜、
・きのこ類、
・ペットボトルやめんつゆなどの高さのある液体調味料

チルド室に入れるもの…
・生肉、
・魚、
・加工肉

冷凍庫に入れるもの…
・冷凍できる食材、
・市販の冷凍食品

以上のように、分類してから収納場所を考えましょう

冷蔵庫に食材や調味料を収納するコツ

冷蔵庫の中身を分類できたら、いよいよ収納です。そのコツについて解説します。

①冷蔵庫の特徴を知り、食材の住所を決める

家庭の電力消費の約15%が冷蔵庫といわれています。冷蔵庫が大型化して性能もあがっているので、食品をたくさん詰め込んでしまいがちです。

でも、冷蔵室は、詰め込み過ぎすると冷気の対流が妨げられてしまいます。余裕をもったしまい方をするほうが食品の保存には理想なのです。出し入れの時間を短縮するためにも、使いたい食品を瞬時に取り出せるように、食材の住所を決めましょう。

冷蔵庫は、同じ庫内でも場所によって温度が違います。どこになにを保存するかは、この温度によって決めることが大切です。

・扉部分とドアポケット:3~7℃前後。
・冷蔵室:2~6℃前後。上段より下段の方が温度が低めの製品が多いようです。
・チルド室:日本工業規格(JIS)で「約0度」と規定されています。
・パーシャル室:日本工業規格(JIS)で「約-3度」と規定されています。

冷蔵庫のメーカーにより、多少温度に差があります。上記を大体の目安とし、これらの温度を踏まえて保存に適した食材を確認しておきましょう。

○扉部分・ドアポケット
温度が高めで、開閉による振動が多い部分です。温度や振動による影響が少ない食材を収納しましょう。
具体的にはドレッシングやチューブ状の香辛料、調味料などがおすすめです。

○冷蔵室

冷蔵室は上段、中断、下段に割り振って、保存する食品を分けていきます。冷蔵室収納の例はあとで詳しく述べます

○チルド室
チルド室は冷蔵よりも温度が低く、かつ凍らない温度をキープしてくれるので、凍らせてはいけなかったり、発酵が進みやすい食品の保存に適しています。生肉や加工肉などのほかに、味噌、納豆、ヨーグルト、チーズはチルド室に保存するとよいでしょう。

○パーシャル室
微凍結での保存が可能なため、生鮮食品である肉や魚の保存に適しています。作り置きのおかずや、料理の下ごしらえの一時置き場に活用する人もいるようです。

○野菜室
野菜室は冷蔵庫と違って区切りが少なく、上から収納してしまうと、どんどん奥の野菜が取り出しづらくなってしまいます。また、上に入れた野菜の重みで、下の物が傷みやすくなってしまいます。

ですので、野菜室では、野菜のサイズに合わせて区切りを作って収納する方法がおすすめです。

にんじんやきゅうりなど細長い野菜は、収納ケースを使用し、立てて収納するのがおすすめです。こうすることで場所を取らず、野菜同士の重みで潰し合うことを避けられます。

深さがあるのでペットボトル、めんつゆ、お醤油などのボトルに入った液体調味料を入れるのもおすすめです。


○冷凍庫

最近の冷凍庫は引き出しタイプで深さがあるものが多いです。上に上にと食材を重ねてしまうと、古いものがどんどん下のほうへ行き、ごちゃごちゃしてしまいがちになります。

ですので、冷凍庫の収納の基本は「立てて収納」です。

その具体的な方法については、あとで詳しく解説します。

②冷蔵室の奥行き対策・冷蔵庫の収納グッズの選び方

冷蔵庫の中身を整理したら、冷蔵庫サイズと生活に合った収納グッズを使うことで、快適な冷蔵収納をすることができます。

たいがいの冷蔵室は奥行きが30センチ程度ありますが、その奥行きがなかなかの曲者です。なぜなら手前から順に食品を入れていると、いつしか奥の方には忘れ去られた食品が溜まりがちになりやすいからです。

奥の食品を取り出すために手前の食品をどける作業は、面倒くさいですよね?

そこで、その深い奥行きの欠点を補うために利用したいのが、収納ケースです。収納ケースに入れて収納すると、細かいものもまとまり、取り出しやすくなります。

100均の収納ケースはさまざまなサイズがあります。収納用品コーナーにあるプラスチックケースの中から、収納したいものの大きさや冷蔵室の奥行きに見合ったサイズのものを見つけてください。
同サイズのケースを幾つかまとめて買っておくと、冷蔵室内の見た目もよく、整頓しやすくなります。

収納ケースを透明のものにすると何が入っているのか一目でわかりますので、食材が迷子になったり、痛んでしまうことを防げます。

食材の袋のパッケージなどでごちゃついたものをだれかに見られたくない場合は、白い収納ケースで統一すると見た目もスッキリし、整理整頓されたように見えます。中身が見えにくくなりますので、ラベルを貼って、何が入っているか分かるようにするとよいでしょう。

メッシュタイプのものは、メッシュの穴を通じて冷気が通りますので、冷蔵庫での保存にも適しています。
さらに取っ手付きのケースにすると、小学生などの背の低いお子さんも取りだしやすくなり、お母さんの負担も減りますね。

漬物など常備して食べるものを入れるものは同じ種類の容器を使うと見栄えもよくなり、スッキリ見えます。
保存容器として透明なものを使うと、中身がひと目でわかります。残りの分量もわかりやすくなりますので、目的のものをすぐに見つけられます。

透明な容器をすべて揃えるのは難しいこともありますよね。そんな時は、容器に貼って剥がせる「ラベルシール」や「マスキングテープ」を貼り、内容物を記入して管理しましょう。使い忘れがなくなりますのでおすすめです。

常備菜を保存する場合、作った日にちを記入しておくと便利ですね。

具体的な収納例

冷蔵室収納のコツ

冷蔵室は扉部分のドアポケットと室内は上段、中断、下段に割り振って、保存する食品を分けていきます。

<扉部分・ドアポケット>

温度が高めで、開閉による振動が多い部分です。温度や振動による影響が少ない食材を収納しましょう。
具体的にはドレッシングやチューブ状の香辛料、調味料などがおすすめです。
瓶詰めのドレッシングや調味料など、形状や高さが似たものはまとめて収納しましょう。

<冷蔵室の上段>

高い位置にあり、物の出し入れがしにくい場所です。頻繁に取り出さない食材を収納しましょう。
例えば、粉ものなどがおすすめです。

残った唐揚げ粉やお好み焼き粉は常温で輪ゴムで止めて置いておくとダニがわきやすくなるので、ふたつきの密閉保存容器に入れて冷蔵庫保存するのが望ましいです。

<冷蔵室の中段上>

冷蔵庫の中段上は、手前は取り出しやすいのですが、奥のものは取り出しにくいのが特徴です。収納ケースを利用して、使う頻度が低くて少し保存のきく食材を収納しましょう。(おやつ、ビールなど)

ひとつの収納ケースには同じ種類を入れてまとめておくと分かりやすいですね。

<冷蔵室の中段下>

冷蔵庫の中段下は目線の高さでもあり、取り出しやすい場所なので、使う頻度が高くていつもよく食べる食材を収納しましょう。

その時によって置くものが変わる場合は、取り出す動作を楽にするために、あえて収納ケースは使わず定位置だけ決めてもよいかと思います。

ごはんのお友…昆布・キムチ・梅干し・お漬物など、パンのお友…パターやジャムなど、家族みんながよく食べるものを収納すると便利です。

<冷蔵庫の下段>

もっとも取り出しやすく一番目につきやすい場所です。

賞味期限が短めの早めに食べる食材など、使い忘れることがないように目線の位置で管理するのがおすすめです。汁を含むこぼれやすいおかずや、瓶入りなど重めの食材や調味料を収納するとよいでしょう。

真ん中にお鍋ごと入れれるスペースを開けておくと便利です。突然の頂きものにも対応できます。

野菜室収納のコツ

野菜室は深さがあるので、思っている以上に使いにくい場所です。しかも、野菜は形や大きさがマチマチなので、なりゆきに任せてしまっていくと、小さい野菜が見つけにくくなります。

また、キュウリや葉もの野菜は転がしておくと、つぶれて傷みやすいから困りものです。入れ方によっては、ムダなスペースが多くなり、鮮度が落ちやすくなってしまうのが野菜室の注意点です。

上へ上へと重ねて野菜を入れていくのではなく、野菜ごとに合った収納をしましょう。

<野菜室の上段>

使いかけの余った野菜は、浅めの収納ケースにひとまとめに保存しておくと使い忘れを防ぐことができます。半端野菜をまとめて密閉容器にいれるのもおススメ です。

<野菜室の下段>

野菜の大きさや形状ごとに分けて、それに合わせた収納ケースへ縦て保存すると見た目もよく、スペースも有効に使えるようになります。

深さがあるのでペットボトルやめんつゆやお醤油などのボトルに入った液体調味料を入れるのもおススメです。

冷凍庫に食材を収納するコツ

冷凍庫の中が、冷凍食品や残り物などでごちゃついていませんか?

いつ買ったのかわからない冷凍食品が出てきた…これ、食べれるのかな?

と、奥から出てきた冷凍食品を見て悩んでいる方も多いです。

冷凍庫には肉や魚、ゆで野菜、作り置き、パンなど何でもしまっておけるので、つい詰め込みすぎてしまいがちになります。積み重ねて入れると下のほうは見えなくなりますんで、ずっと入りっぱなしになりがちです。

冷凍庫収納の目的は、冷凍庫のなかのものをしっかり活用できるようにすることと、食材をムダにしないことです。

私も以前は、ごちゃごちゃした冷凍庫から出てくる「これいつのだっけ?」という食材に悩まされていたことがありました。ですが、冷凍庫の収納を見直せば、食材の把握ができて食材のムダをなくすことにつながります。

冷凍庫の引き出し内をスッキリ整理する方法、冷凍庫の収納ポイントをご紹介していきます。

★保冷バックやクーラーボックスを活用する

まずはお持ちの冷凍食品の整理をしていきましょう。保冷バッククーラーボックスを複数ご用意ください。

そこに保冷剤があれば入れ、古くなりすぎていない肉や魚類の冷凍食品を入れていきます。

別の保冷バックには野菜などの冷凍食品を入れる。また別の保冷バックには市販の冷凍食品を入れる。また別のにはアイスを入れる。別のにはご飯の冷凍食品を入れる・・・。と適度に分類しながら、食べるものをそれぞれ入れていきます。

グループ分けの例としては、
・お弁当用の冷凍食品(ストックと使いかけ)、
・自分が作った冷凍食(ご飯も)、
・ミックスベジタブルなどの冷凍食品、
・冷凍した肉・魚(まとめて)
・アイス、麺類、
という感じで、ざっくりと分けてみましょう。

なぜこのようにわけるのかというと、自分が何をどのくらい冷凍しているのかがわかるようになり、無駄を見つけ出せるからです。

また、収納する場所も決まってくるので、すっきりします。

いつのかわからない霜のついたものは味も落ちています。下記の冷凍保存期間の目安を参考にして、食べるか食べないのか検討しましょう。食べないものはすぐ処分しましょう。

食品の冷凍保存期間の目安

●魚の冷凍保存期間の目安
魚は、買ったその日に使うのでなければ、冷凍保存してしまうことをオススメします。冷凍した魚は、冷蔵庫で保存した場合よりも格段に長い期間保存することができます。

「どのくらい保存できるのか」については、冷凍方法によって若干変わってきますので、以下を参考にしてください。

生のまま or すり身にした場合…2~3週間が保存期間の目安です。
下味をつけた or 加熱した場合…3~4週間が保存期間の目安です。

上記の期間は、あくまで目安です。もし見た目やにおいに異変があった場合は、上の期間内であっても食べるのを控えてください。

※魚の冷凍についてはこちらを参考にしてください。
【魚の冷凍方法を解説!】保存期間と解凍方法をご紹介!

●お肉の冷凍保存期間の目安
お肉は冷凍させると1ヵ月ほど保存できますが、品質を考えると2週間程度で調理した方がよいそうです。

長期間冷凍していると品質の劣化や冷凍焼けを起こしてしまうので、早めに食べることが大切。とくに家庭の冷凍庫は、常に温度を-18℃に保つことができないので、長期保存はおすすめできません。

解凍したお肉を再冷凍すると品質が落ちてしまうので、1度解凍させたお肉は使いきるようにしましょう。

※お肉の冷凍についてはこちらを参考にしてください。
【お肉の保存徹底ガイド】保存方法、賞味期限、解凍方法、急速冷凍

●野菜の冷凍保存期間の目安
野菜は傷みやすい食材ですが、冷凍保存することで保存期間が格段に延びます。

しかし、冷凍する際には注意が必要。美味しさを保つためには、きちんとした方法で冷凍しなければりません。

冷凍庫で保存する際の上手な方法や注意点を知り、野菜ごとに向いている冷凍方法で保存する必要があります。

※野菜の冷凍についてはこちらを参考にしてください。
【冷凍で長持ち】野菜の保存方法で気をつけるべき3つのポイント

●冷凍食品の冷凍保存
冷凍食品は腐らなくても変質はしてきます。開封済みの冷凍食品は空気に触れないよう密閉できる袋などに入れて、開封後は早目に消費することを心がけましょう。

冷凍保存のポイント

食材を冷凍するときのポイントは次の3つです。

①鮮度のいいうちに冷凍する
②空気をしっかり抜く
③できるだけ薄く形を整える

【冷凍庫収納のポイント】

最近の冷凍庫は引き出しタイプで深さがあるものが多いです。冷凍庫収納は1段のがあったり2~3段になっているのもあったりします。

だからといって、上に上にと重ねていってしまうと、古いものがどんどん下のほうへ行ってしまったり、ごちゃごちゃしてしまいがちです。

冷凍庫に食材を収納する場合、何をどこに入れるのか決め、「立てて収納」するのがコツです。

冷凍食品は袋のまま立てます。食材等は使いやすい量に小分けにして平たくし、それをラップにくるんだものを密閉袋などに入れ、立てて収納します。

作った料理を冷凍する際は、密閉袋にいれてアルミバットに「薄く広げて」平らな状態で一気に凍らせ、それを立てて収納しましょう。

冷凍庫の中にブックエンドを立てたり、プラスチックケースなどをいれ、種類別に分類して倒れにくくするのもおすすめです。

冷凍庫は上下2段になっていることが多いです。上段の金属トレイ部分は冷凍スペードが早いです。

ですので上段には、「これから冷凍させる食材」と「すぐに消費するもの」として、肉・魚、残った冷凍ご飯、お弁当用の手作り冷凍食品などを入れましょう。

「上段に置く食材は1週間以内に食べれるくらいの量しか冷凍しない、それ以上買わない」など、ルールを決めておくのもよいでしょう。おいしく食べられて、食べ忘れなどの無駄も減らせます。

下段は「すでに冷凍したもの」を立てて並べていきましょう。

使いかけの冷凍食品は、冷凍用の保存袋に入れて空気を出して収納するのが最適ですが、別の方法もあります。

このような手で切れるテープを貼るのも、出し入れしやすくなるのでおすすめです。

市販のお味噌がパックごと入れられる収納ケースもあります。(セリアのものです)

液体調味料を詰め替えるのは大変ですが、パセリやバジルなどはお気に入りの容器に詰め替えると、見た目もよくなります。冷蔵庫を開けるのもお料理するのも楽しくなりますよ。

私は冷蔵庫の中段上の棚の、収納ケースを取り出したところのさらに奥には密閉容器を入れています。

こちらにはたまに使うパン作りセットを入れています。(強力粉、ドライイースト)

冷蔵庫の掃除ポイント


冷蔵庫は知らず知らずのうちに、汚れが蓄積していきます。冷蔵庫は食品を入れておくものなので、こまめに掃除して清潔にしておくことが望ましいです。

冷蔵庫の清潔さをキープするには、日頃のお手入れのほかに、3か月に一度、つまり季節ごとの定期的な「徹底掃除」も大切です。冷蔵庫の中身を全部出して大掃除する場合は、安全のため電源を切っておくとよいです。

「冷蔵庫の徹底掃除の心得3か条」

冷蔵庫を徹底掃除するにあたり、心得ておきたいのは以下の3つです。

1. できるかぎり食べきって、買出しに行く前に!食材の在庫整理をする

2. 食材を傷めないように冷凍室やクーラーボックスに食材を一時避難させながら、扉ごとに順々に手早く掃除する

3. 掃除の仕上げには、消毒用エタノールやキッチン用アルコール除菌スプレーを使って清潔に保つ

中の汚れを拭き取るときのポイント

冷蔵庫の取扱説明書のお手入れの仕方に沿ってお掃除を進めていきましょう。

簡単な拭き掃除として、「界面活性剤不使用で安全性が高い」「油汚れを分解できる」「無臭」「二度拭きいらず」のアルカリ電解水がおすすめです。除菌効果もありますし、匂いが残ると困る場所のお掃除に適しています。電解水は最近は100均にもあります。

※アルカリ電解水は、アルカリ性が強いため、使えない物や向かないものも多いので表示をみて気をつけてくださいね。肌の弱い方はゴム手袋を着用してください。


扉のパッキン
の頑固な汚れなどは、クリームクレンザーを使ってきれいにしていきます。古い歯ブラシにつけて擦っていき、洗剤が残ったままにならないよう仕上げに水拭きしましょう。

トレイケース(野菜室、冷凍室)を外して洗う場合は、無理やり外して壊れてしまうことがないように、冷蔵庫の取扱説明書で確認し、お手入れの仕方を参考にしてください。取り外せるパーツは、取り外して洗ったほうがよりキレイになります。

冷蔵庫の外側の掃除

冷蔵庫本体の外側の手垢汚れなどのふき掃除も年に1回はしておきましょう。冷蔵室の中身を出し軽くなった時に、冷蔵庫を動かし、裏側や周辺のホコリも掃除しましょう。

キッチンには調理中に油を含んだ蒸気が舞うため、普段目の届かない冷蔵庫の上にホコリが積もります。このホコリは、油っぽくベタッと付着していますので、アルカリ電解水やキッチン用アルコール除菌スプレーで掃除しましょう。油を分解する働きもあるので、ベタ付いたホコリの掃除に便利です。

古布やキッチンタオルなどに、スプレーをしみ込ませてふけば、キレイに落とせます。二度ぶきの必要はありません。古布やキッチンタオルでふけば、そのまま捨てられるのでとても手軽です。

仕上げは、消臭効果と殺菌効果に優れた消毒用エタノールやキッチン用アルコール除菌スプレーを布に付けて、冷蔵庫を拭いて殺菌しましょう。

冷蔵庫の中身が整理されていると起こるうれしい効果

具体的な片付けのコツを解説したあとは、片付けのモチベーションをあげるために、冷蔵庫の中身が片付くとどんなうれしいことが起こるか少し思いめぐらせてみましょう。

期限の確認が楽にできるようになり、食材を無駄にすることが減る。(お金の効果)

買い物をする前に在庫チェックが容易にできるようになる。(時間の効果)

特売で大量に買うことがなくなり、結果として月の食費が減る。(お金の効果)

料理が手早くできるようになる。(時間の効果)

家族からあれどこ?これどこ?と聞かれることが減る。(心の効果)

掃除がしやすくなり、イライラが減る。(心の効果)

このようにさまざまな効果があると思います。
ぜひ、片付けを成功させて効果を実感してもらえたらと思います( ´ー`)

まとめ

以上、冷蔵庫・冷凍庫の整理収納のコツについて解説しました。

ちなみに、片付けのお悩み場所をセミナー受講生に質問したところ、冷蔵庫のお悩みが一番多く、たくさんの方が冷蔵庫の収納方法を知りたいというアンケート結果がでました。

今回ご紹介した方法を使えば、冷蔵庫の中身の片付けの悩みも軽減していくと思いますし、冷蔵庫を整理することで得られるうれしい効果を実感できることかと思います。

私の自宅収納公開講座では、まず一番はじめの整理として、冷蔵庫の整理収納をおすすめしています。

食材には賞味期限や消費期限があり、期限が過ぎたものは処分しやすいですので、冷蔵庫が一番整理しやすくて片付いた効果も高いです。

冷蔵庫・冷凍庫の整理収納にお悩みの方は、今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。