今回は、41歳女性の方からいただいたお悩み相談に答えていきたいと思います。

41歳女性:
読書やDVD鑑賞が好きでコレクションしています。一人暮らしなので1Kのマンションに住んでいるのですが、収納がまったく足りません。

部屋の広さが6帖しかなく、壁一面の本棚にすると圧迫感があるような気がするので腰ぐらいの高さの棚をいくつか置いているのですが、整理しても新しい本屋DVDを買ってしまうとしまいきれなくなってきて、棚の上に積み重ねたり、段ボールに詰めて床に置いたりするしかない状態です。

時々あまり見なくなったものを処分することもあるのですが、愛着があったりレアな物だったりが多くて処分しきれません。もう少し広い部屋に引っ越せば良いのかもしれませんが、経済的余裕がないので今のところ引っ越しは考えられません。

本は時々風に当てないと傷むと聞いたことがあるので、できるだけ取り出しやすく収納したいのですが、どうしても詰め込んでしまったり床に平積みに重ねてしまいます。また、映像関係についてはDVDだけでなくブルーレイも集めるようになって、ジャンルや年代順に並べたいのにケースの高さが違うのできれいに整頓できません。

集めた本やDVDの背表紙を眺めるのも楽しみの一つなので隠す収納はあまりしたくないのですが、狭い部屋でも見た目がまとまっている感じに収納する方法はありますでしょうか?

吉松:
質問ありがとうございます。

狭い部屋でも見た目がまとまって見える感じに収納する方法はですね、、、
まず本を美しく収納する方法ですが、本を本棚の奥まで押し込まず、全部の本の背表紙を手前で揃える方法をおすすめします。

たとえばこういう感じだと見た目も綺麗ですよね。

あとは本やDVDの高さに合わせて棚の高さを調節して、無駄な隙間のない収納にすることもおすすめします。

よく見たいお気に入りのものと捨てるには迷うものは別々に置くとよいかと思います

たくさんある本とDVD、どこにおいたらいいのか?悩みますよね。積み上げても邪魔になりますし…

1つおすすめなのは、お気に入りのものは、思い描いている収納のように隠さず見せる収納にすること。
そうでないものは、収納の引き出しがついたタイプのベッドを利用し、その引き出しに本やDVDをタイトルをみやすく重ねず、隠す収納にしてみることです。

やっぱりすべてを見せる収納にするには部屋に圧迫感も出てくるでしょうし、無理が出てくるかと思います。なので、見せない収納スペースも確保しましょう。例えば、ベッドの引き出しに収納すると、わりと大容量に入れることができるかと思います。

とはいえ、どんどん増えていく本やDVD。モノは減らせずに入れていくと増えていくだけです。
いくらこうやって収納を作ったとしても、捨てずに買い続ける限り、じきに収納から溢れてくるかと思います(ノД`)

1つ買ったら1つ減らすルールを作らないと、気がつけばどんどん増えていくでしょう。

大事なことは、自分はどういう暮らしをしたいかになります。

お気に入りの本に適量に囲まれてスッキリ暮らしたいのであれば、整理することはやはり必要不可欠かと思います。

捨てるものを迷うものもあるかと思います。そういうときは、迷うものばかりを集め、お気に入りのとは別に収納してください。
先ほど言いましたように、ベッドの引き出しに迷うものを収納してもよいかと思います。
そして1つ買ったらそこから減らしていくようにしてもよいかと思います。

執着があって捨てられなかったものも、半年や一年経ったときに考え方も変わったりして手離せる事ができるかもしれません

収納スペースには限りがあります。
自分の望む暮らしは何なのか?いつまでも片付かないと悩んでいる生活がいいのか?
理想の暮らしをよく考えた上で整理収納してみてくださいね。